【メリット・デメリットを徹底比較】プログラミングスクールは行くべき価値がある?
この記事は下記のような疑問の声に応える内容となっています。
悩むペン銀
プログラミングを勉強したいんだけど、プログラミングスクールを使って学ぶべきか分からない。と言うか、プログラミングスクールってそもそも何するの?
プログラミングスクールのメリット・デメリットがあるなら教えて欲しい。
こう言った疑問に対し、先に僕からの回答を言うと、はっきり言って
プログラミングスクールを利用し結果が出るか出ないかはその人次第です。
下記にまとめました。
プログラミングスクールを無駄に終わらせてしまう人
記事の具体的な内容は以下の通りです。
本記事の内容
この記事は国立大学でコンピュータサイエンスの学位をとっており、
博士課程に所属している筆者が調査した結果をまとめたものです。
サイドワークでは現在エンジニアとして働いているので参考にしてもらえればと思います。
それではやっていきましょう。
目次
そもそもプログラミングスクールとは?
プログラミングスクールとは小さな子供から大人まで、
様々なレベルに合わせてプログラミングに関するIT技術を身につけさせることを目的とした学校です。
例えば全くパソコンに触ったことがない人はタイピングから学べ、後からwebサイト制作やゲーム開発、
果てはデータサイエンスなどより高度な技術も習得できます。
最近のプログラミングスクールには直接教室に通うものや、オンラインで全て完結できるものがあり、
多くの人の生活スタイルに合わせた学習をサポートできる体制になっています。
プログラミングスクールのメリット・デメリット
メリット
プログラミングスクールを受講するメリットは下記4つ
1つ1つ説明していきます。
パソコンに触ったことがない人でも基礎が学べる
プログラミングスクールではITリテラシーが全く無い人でも、
プロのエンジニアから優しくプログラミングを学ぶことができます。
身の回りに教えてくれる存在がいないのであれば
とても良い環境を手に入れることができます。
モチベーションを維持でき挫折しにくい
プログラミングスクールの最も大きなメリットは『分からない事を即聞ける』ことにあります。
初心者は特に、独学しているとエラーが出てもなかなか解決することができない。
さらにぐぐり方すら分からない。と言うことがよく起こります。
このように幼少期よりPCにはまっていた才能ある人は別ですが、
通常プログラミングを独学するのは骨が折れます。
大学でも度重なるエラーに悩まされ、モチベーションが下がり、
挫折して辞めていった人間をたくさん見てきました。
プログラミングスクールを受講することでプロの講師陣から24時間
いつでも質問できるので効率的に学習を進めることができます。
プログラミングスクールを受講すると転職しやすい
転職できることを目的としてプログラミングスクールを選ぼうとする方もいます。
エンジニア転職するにどんなスキルが必要なのか?
これって独学だけだとなかなか掴みづらいです。
しかし最近のプログラミングスクールには転職サポートに力を入れているものが多く、
なんと転職を100%保証しているスクールもあります。
自分の独学方法が合っているのか不安を覚えながら学習を進めるのは効率が悪いので、
こうった方はプログラミングスクールを友好活用するのがおすすめです。
学ぶ習慣がつく・学び方がわかる
貧困に喘ぐ少年に漁師が魚をあげるか、魚の釣り方を教えるかと言った話があります。
プログラミングスクールは全くの初心者でもこの魚の釣り方。
要はプログラミングの勉強の進め方を学ぶ良い機会を提供してくれます。
デメリット
続いてデメリットについても紹介します
割と当たり前なことです。
こちらも詳しく解説していきます。
お金がかかる
プログラミングスクールはお金がかかります。無料では受講できません。(当たり前ですが..)
作り込まれたサービスには当たり前にそれなりのお金を払う必要がありますが
やはりお金がかかる事は一番の懸念事項ですよね。
プログラミングスクールの値段はピンキリです。
600円くらいのものもあれば5万円のものもあります。
アドバイスとしては実績のある講師を選び、
講義内容と自分がその内容を学ぶ目的をしっかり認識しておくことが大切です。
そうすれば『これだけお金をかけているのだからしっかり勉強しないと』とプラスに転じさせる事ができます。
意外とハードに勉強させられる
転職サポートのスクールを受講してみたら、かなりきっちり勉強させられたと言った声も聞きます。
こう言ったサポートがついている場合、転職先の企業とのやりとりもあるので
技術力がない受講生を紹介しづら事が原因になっています。
冒頭でも述べましたが、プログラミングスクールに入ればプロのエンジニアになれるわけではなく、
プログラミングはあくまで自分が頑張らなくてはモノになりません。
そして、それはプロのエンジニアで転職してからも当然変わりません、
新しい技術がどんどん出てきて、自己管理しながらキャッチアップする必要があります。
逆にこれができるようになれば、技術力がつき、年収がどんどん上がっていくため
こう言った能力を高める場としてもプログラミングスクールを利用できるでしょう。
プログラミングスクールは無駄?
プログラミングスクールが無駄ではない理由
プログラミングスクール無駄じゃない?という人が時々いますが
これって小学校・中学校・高校の義務教育の内容無駄じゃない?とほぼ同様だと思っています。
プログラミングスクールでは基本的に分野のプロが幅広く教えます。
プログラミングを勉強したい人はレベルも目的も人それぞれ異なり、
基礎を固める必要がある人から、機械学習について学びたい人もいるでしょう。
自分がどんな技術を学び、今後どういった仕事に生かそうとしているのか
こういった目的を持って勉強すれば無駄になる事は全くありません。
とは言ってもこれができない人が一定数いて、
結果プログラミングスクールに価値を見出せない人がいるのでしょう。
よくないスクールがあることも事実である話
一部、確かにあまり良くないプログラミングスクールがあることも事実です。
例えば基礎をすっ飛ばしていきなりアプリケーションの開発をさせる。
教材をただ書き写していく作業をさせたりする。
こんな話も聞きます。
正直、このような方法では身につくものも身に付かず、
かなり遠回りな勉強法です。
解決策は良いプログラミングスクールを選ぶこと
プログラミングスクールを選ぶ上で重要な指標は以下2つです。
講師陣の質(職歴)は高いか
講師の質はプログラミングスクールを選ぶ上で最重要と言っても過言ではありません。
時々実務経験がないアルバイトが教えている場合があるので注意しましょう。
IT業界は流行りすたりの展開が早い業界ですので、
現役のプロで活躍しているエンジニアでないと正しい知識を持っていない可能性があります。
なのでこれらの情報をしっかり確認しましょう。
講義内容のカリキュラムは質が高いか
続いて、講義内容を確認することも大切です。
自分が学びたい内容であるか、そしてその質がしっかりしているのか、
口コミや体験談を始めSNS等で調べてから受講を決めることをおすすめします。
こちらにおすすめのプログラミングスクールを紹介しています。
例えばudemyのプログラミング講座では実際にシリコンバレーで
現役エンジニアとして働いている方が講座を出しており、
講師の経歴・講座内容を事前に確認して受講できるためおすすめです。
【結論】プログラミングスクールを意味あるものにできるかは自分次第
まとめをもう一度載せておきます。
プログラミングスクールを無駄に終わらせてしまう人
プログラミングスクールはあくまでプログラミングを勉強する補助輪的立ち位置であると認識することが大切です。
プログラミングスクールに通えば他に何もしなくてもプロのエンジニアになれる。
なんて受身な態度の人はそもそもプログラミング学習が続きません。
何故自分がプログラミングを、しかもこの特定の技術を学ぼうとしているのか。
これを正確に理解して学習すればプログラミングスクールを有効活用してよりキャリアアップを目指していけるでしょう。
是非参考にしてみてください。
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